2011/03/18

危機対応時における情報のハブの有用性


危機対応時における「情報のハブ」の有用性 : 聖路加国際病院の事例研究から
これはサリン事件のとき聖路加病院がなぜ、あれほどうまく機能したのかを検討した論文です。
結論としては「情報のハブ」のような存在、つまり「情報を発信しようという意思をもった人間」の存在が重要であったとしています。
彼らは全体的な視点(メタ視点)と常日頃から情報ネットワークを持っていたとも書かれています。そして彼らが自律的に動くことが罰せられない組織であったことも情報発信の促進剤であったと。

今回の震災のような危機に際しても、情報をまとめ発信・共有していく人間の存在が非常に重要だと感じています。

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