2011/06/01

肥満者は下肢血管損傷後の予後が悪い

The weight of obesity in patients with lower extremity vascular injuries.Injury. 2010.
下肢切断と栄養状態との関連を調べていて見つけた論文で、肥満が下肢血管損傷に与える影響を明らかにしたものです。145人の下肢血管損傷患者をBMI30以上かどうかで2群にわけて検討しています。

結果ですが肥満でない患者に比べ肥満者のほうが切断などの外科処置が多く必要であり、自宅退院できなかったとの結果ですね。これは肥満者のほうが下肢血管損傷後の合併症が多いからだと考察されています。肥満者は下肢血管損傷後の予後が悪いようです。


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