2011/06/20

脳卒中リハにおける鍼灸の有効性 メタアナリシス


Acupuncture in Poststroke Rehabilitation A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Trials.Stroke 2010.
アメリカでは脳卒中リハ患者に対し鍼灸を行うことがあるそうです。「Acupuncture for Stroke Rehabilitation」なんて教科書があるくらいです。これは脳卒中患者に対する鍼灸の有効性を明らかにしようとしたメタアナリシスです。

鍼灸が脳卒中患者の身体機能やADLに与える影響を検討した中国語の文献35つと英語の文献21つで解析しています。研究によっては少し質の悪いものやNの少ないものも混じっているよう。

メタアナリシスの結果ですが(OR=4.33, 95% CI: 3.09 to 6.08)で鍼灸受けたほうが4倍くらい改善がありましたよとのこと。

ファンネルプロットです。これは残念ながら出版バイアスがありそうです。

過去に同じようなメタアナリシスが3つあったので結果だけ並べてみるとこんな感じです。OR:2.9~12.5、かなり良い結果ですね。
鍼灸をすることで疼痛や筋緊張がコントロールされ、リハ効果が引き出される可能性や神経の可塑性が促通される可能性があるのではないかとのこと。研究の質の問題もあり真偽のほどはわかりませんが、日本ではほとんど行われていないことであり興味深いです。このあたりのこと2013年の北京で開催されるISPRMではたくさん取り上げられるみたいですね。

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