2010/08/12

平静の心

外勤先で当直中です。最近あまりに重症患者が多くなってしまい、急変への対応、病棟スタッフからの苦情の対応に追われていますが、出先では落ち着いてデータ整理、学会スライド・論文作製、ブログへの書き込みなど行えます。我ながら打たれ強いというか、神経が図太いなと思います。やはり医師にはある程度鈍感力のようなものがないとやっていけませんね。
オスラーの「平静の心」にも以下のように書かれています。
「まず第一に、内科医・外科医を問わず、医師にとって、沈着な姿勢、これに勝る資質はありえない。沈着な姿勢とは、状況の如何にかかわらず冷静さと心の落着きを失わないことを意味する。何事にも動じず、感情に左右されないこと「(無感動さ、phlegm)」を持つことである。」
医者が臨床も研究も教育も家庭も、、、となると「平静の心」は必須資質かもしれません。現状はエフォート比:臨床&教育100%、研究10%(なぜか100%越え)といったところです。

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