最近MBAの本を読んでいるのですが、なんといってもヒューマンリソース(人的資源)の話が一番面白いです。なかでもモチベーションとインセンティブの話はリハの現場で明日からでも使えそうな内容ですのでご紹介します。
ポーター&ローラーの期待理論ではモチベーションは
モチベーション=期待(確実にできるか?)×誘意性(絶対にやりたいという欲求)
で表されるとしています。
つまり努力により報酬が得られるであろうという期待と、その得られるものに対する価値の大きさにより人は努力をするという考えです。
リハの現場ではしばしばゴール設定が必要ですが
リハによって達成可能なものの提示、
またそれはどれくらいの達成可能性を持つのか?
どれくらいのリハ・努力が必要か?といった
しっかりしたビジョンをうちだすことが本人のリハ意欲を引き出すのに重要となります。
そのためには的確な予後予測が必要であり、これこそリハ医ならでは仕事ではないでしょうか?
一方、インセンティブとは組織のもつ、個人に対する動機付けの機能のことで表彰、昇進、仕事に対する評価などがそれにあたります。コメディカルの世界ではインセンティブの導入がうまくいっていないことが多いような気がするのですがどうでしょう?もっとインセンティブを上手に活用できたらと思います。
2010/05/28
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