2010/05/16

私がリハ医を選んだ理由


なかなか最初からリハ医を選ぶ人は少ないのですが、私は学生時代からほぼ迷うことなくリハ医を選びました。その理由としては、病気だけみてもつまらないな、というのが一番大きかったように思います。
「生き死にはものの常也、医道はよそにありと知るべし」という言葉もありますし、既存の医療や病院の枠にとらわれない家族や家屋や社会資源を包括した「トータルライフコーディネーター」のような仕事がいいなと思っていました。そしてリハ医が一番それに近いのかな、と。
リハ医療は患者さんのニーズから始まるもの、患者さんを大切にしている人であればやりがいにだけは困らないと思います。
また、いろんな疾患がみれ全身管理もでき、それでいてリハ医にしかないスペシャリティーがあることも大きかったです。
整形や神経内科の専門医をとってから、という人もいますが、複数の専門医を維持するのはお金も時間もかかりますし、リハ医としては専門医はリハだけで十分だと思います。また、うちの大学の人だけに限定していえば同じ大学内の医局移動は人間関係のことも考慮すると実はかなり厳しいので、最終的にリハをやりたいのであればはじめからリハ科に入るのが良いと思います。
今年は入局者が増えそうです。リハマインドを持つ仲間がもっと増えるといいなあと思っています。

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