呼気筋力訓練(expiratory muscle strength training: EMST)に嚥下機能改善効果がありそうだとする10例での先行研究結果を踏まえ、パーキンソン病(PD)の嚥下障害に対するEMSTの有効性を検証したRCT論文です。
対象はPD60人、EMST群にはAspire ProductsのEMST 150(1個39$)を使用した呼気筋力訓練を1日20分・週5回・4週間行い、Sham群と比較した。
結果ですが、EMST群ではPenetration-Aspiration Scaleに有意な改善が認められ、嚥下障害関連QOL(SWAL-QOL)にも改善がみられたとのことです。EMSTが舌骨・喉頭器官の動きを改善させたのではと考察されています。PDだけでなく、その他の嚥下障害者にも効果があるかもしれません。
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