マクニール嚥下障害治療プログラムの有用性を検証した報告です。
MCNEILL DYSPHAGIA THERAPY PROGRAM (MDTP)とは嚥下時の協調性を高めるために様々な食品を嚥下させるプログラムで、Single Swallow Strategy(一回の強嚥下で飲み込むこと)と患者の機能にあわせ徐々に食形態の難易度をあげていくのが特徴のようです。(その他いろいろあるようですが十分理解していません、すいません。Groher&Craryの 嚥下障害の臨床マネジメントなどを御参照ください。)
他の嚥下リハではなかなか効果のみられなかった慢性期嚥下障害者に対し毎日1時間・3週間この訓練を行ったところ、MASA、FOIS、嚥下造影所見、経管栄養への依存度が有意に改善され、その効果は3ヶ月後も維持されていたとの結果です。
今週末、論文著者であるクラリー先生の講演会が昭和大学で開催されます、とっても楽しみです。
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