2012/12/01

Clinical Dysphagia Scale(CDS)の信頼性

Chun SW, et al. Inter-rater Agreement for the Clinical Dysphagia Scale. Ann Rehabil Med. 2011; 35: 470–476.
妥当性のある嚥下障害重症度尺度Clinical Dysphagia Scale(CDS)の検者間信頼性を検証した報告です。67人の嚥下障害者を対象に検討したところICC:0.886でまずまず、とのこと。この論文、Creative Commonsなので、日本語訳したものを載せておきます。
8項目からなる100点満点のスケールで点数が高いほど嚥下障害が重症であることを意味します。評価の詳細に関しては論文を御参照ください。MASAよりも簡便に評価できますし、これくらいなら忙しい臨床場面でも使えそうです。

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