2012/06/19

バルーン訓練手法による経口摂取改善効果の違い

Dysphagia. 2012. The Effect of Different Catheter Balloon Dilatation Modes on Cricopharyngeal Dysfunction in Patients with Dysphagia.
輪状咽頭筋弛緩不全(CPD)患者に対するバルーン訓練効果を訓練手技の違いにより比較した報告です。

CPD患者21人にactive balloon dilatationを、17人にpassive balloon dilatationを毎日30分・週5日・4週間やってもらいその効果を比較しています。

両群ともにCPDの改善がみられたがactive balloon dilatationの方が機能的経口摂取スケール(FOIS)の改善が良かった(p=0.028)

passiveは単純に引き抜くやり方で、activeは努力嚥下とともに引き抜く手法であったと。バルーン訓練の際には努力嚥下を付加したほうがbetterみたいとのことです。

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