Journal Citation Reports(2012)が発表されましたので、リハ関連雑誌(Subject CategoryがREHABILITATIONの雑誌)のランキングを作ってみました。インパクトファクター1点以上の物のみです。
1 J HEAD TRAUMA REHAB 4.443
2 NEUROREHAB NEURAL RE 4.278
3 IEEE T NEUR SYS REH 3.255
4 J ORTHOP SPORT PHYS 2.947
5 PHYS THER 2.778
6 SUPPORT CARE CANCER 2.649
7 J NEUROENG REHABIL 2.567
8 AM J SPEECH-LANG PAT 2.448
9 ARCH PHYS MED REHAB 2.358
10 J PHYSIOTHER 2.255
11 MANUAL THER 2.237
12 J FLUENCY DISORD 2.226
13CLIN REHABIL 2.191
14J REHABIL MED 2.134
15 EUR J PHYS REHAB MED 2.060
16 J SPEECH LANG HEAR R 1.971
17 DEV NEUROREHABIL 1.900
18 SPINAL CORD 1.899
19 AM J PHYS MED REHAB 1.731
20 J MANIP PHYSIOL THER 1.647
21 J NEUROL PHYS THER 1.646
22 J ELECTROMYOGR KINES 1.644
23 PHYSIOTHERAPY 1.570
24 J COMMUN DISORD 1.551
25 DISABIL REHABIL 1.541
26 BRAIN INJURY 1.513
27 PHYS MED REH CLIN N 1.482
28 DISABIL HEALTH J 1.446
29 INT J LANG COMM DIS 1.441
30 NEUROREHABILITATION 1.417
31 PM&R 1.372
32 PHYS THER SPORT 1.367
33 EUR J CANCER CARE 1.308
34 PHYS OCCUP THER PEDI 1.235
35 J GERIATR PHYS THER 1.212
36 INT J SPEECH-LANG PA 1.176
37 J HAND THER 1.169
38 ADAPT PHYS ACT Q 1.125
39 BRIT J OCCUP THER 1.096
40 PEDIATR PHYS THER 1.083
41 FOLIA PHONIATR LOGO 1.077
42 INT J REHABIL RES 1.055
43 SCAND J OCCUP THER 1.048
J HEAD TRAUMA REHABが一位ですか、そうですか~。
ちなみに、IF:1以上のリハ関連雑誌
JCR2011:42つ
JCR2010:28つ
JCR2009:20つ
JCR2008:17つ
と毎年順調に視聴率があがっています。ありがたいことです。
2013/07/21
2013/07/09
砂糖摂取量と糖尿病発症とは無関係かも
糖尿病:ネーミングから糖の摂取量が多いと糖尿病になりやすいイメージがありますが、本当のところどうなんでしょうか。これは砂糖と糖尿病との関連性を検討したコホート研究です。
4万人近くの45歳以上の女性を5年フォロー、砂糖摂取量と糖尿病発症リスクを検討。年齢、喫煙、BMI、飲酒等々調整し、砂糖の摂取量最低群と最高群を比較した結果、糖尿病発症リスクに有意差は見られなかった。(Model 2: age, smoking, BMI, vigorous exercise, alcohol use, postmenopausal hormone use, multivitamin use, history of hypertension, high cholesterol, and family history of diabetes)
砂糖摂取量と糖尿病発症には関連性がないかも、との報告でした。まあ、BMIとか調整してますから、解釈には注意が必要です。もちろん、砂糖の過剰摂取が良いと言いたい訳ではありません。
2013/07/05
Nutrition Quality of Life (NQOL):栄養関連QOL尺度
Barr J, Schumacher G. Using focus groups to determine what constitutes quality of life in clients receiving medical nutrition therapy: first steps in the development of a nutrition quality-of-life survey. J Am Diet Assoc. 2003;103:844-51.
栄養介入アウトカムとして使えそうなQOL尺度ないかな?と探していて見つけた、栄養関連QOLの評価尺度に関する論文です。
Nutrition Quality of Life (NQOL)作成のための6StepからなるFocus group ・ Surveyを計画、6つのクラスターからなる50の質問項目を抽出(9 items in food impact; 6, self-image; 10, psychological factors; 7, social/interpersonal; 9, physical; and 9, self-efficacy)した。
NQOLは10分程度で回答可能であり、栄養療法の効果判定などにも使えるかも、とのこと。
NQOLの評価表はこちらでみることできます。
NQOLを使った研究もちらほらあるみたいですね。例えばこちら
Pei Lin L, Wan Putri Elena WD, Mohd Razif S. Nutrition Quality of Life among Female-Majority Malay Undergraduate Students of Health Sciences. Malays J Med Sci. 2012;19:37-49.
栄養に特化したQOL尺度、日本にもあるでしょうか。
栄養介入アウトカムとして使えそうなQOL尺度ないかな?と探していて見つけた、栄養関連QOLの評価尺度に関する論文です。
Nutrition Quality of Life (NQOL)作成のための6StepからなるFocus group ・ Surveyを計画、6つのクラスターからなる50の質問項目を抽出(9 items in food impact; 6, self-image; 10, psychological factors; 7, social/interpersonal; 9, physical; and 9, self-efficacy)した。
NQOLは10分程度で回答可能であり、栄養療法の効果判定などにも使えるかも、とのこと。
NQOLの評価表はこちらでみることできます。
NQOLを使った研究もちらほらあるみたいですね。例えばこちら
Pei Lin L, Wan Putri Elena WD, Mohd Razif S. Nutrition Quality of Life among Female-Majority Malay Undergraduate Students of Health Sciences. Malays J Med Sci. 2012;19:37-49.
栄養に特化したQOL尺度、日本にもあるでしょうか。
2013/07/02
経産婦の骨密度は高い
Paton LM, et al. Pregnancy and lactation have no long-term deleterious effect on measures of bone mineral in healthy women: a twin study. Am J Clin Nutr. 2003;77:707-14.
出産回数と骨密度の関連性を明らかにした報告です。
双子のデータを用い年齢、身長、活動度などは差が無いようにして、出産回数がゼロ、1-2回、3回以上で3群にわけて骨密度を見ています。
Twin study 3 (1354人の双子の研究)のデータを解析したところ、出産したことのある人の骨密度は、出産したことない人に比べ有意に骨密度が高かった。
出産回数と骨密度の関連性を明らかにした報告です。
双子のデータを用い年齢、身長、活動度などは差が無いようにして、出産回数がゼロ、1-2回、3回以上で3群にわけて骨密度を見ています。
また、授乳経験の有無で比較したところ、授乳したことのある人のほうが有意に骨密度が高かったとの結果です。
妊娠出産の期間中、一時的に骨密度が下がる時期もあるようですが、長期的にみると出産や授乳の経験は骨密度を上げる方向に作用するのではないかと推測します。
2013/06/23
東京のリハビリテーション病院、どこがおすすめ?
「回復期リハビリ病院を探しているんだけど、、、」
「いいリハ病院の選択基準は?」
「東京のリハビリテーション病院で、どこがおすすめ?」
よく聞かれます。
回復期のリストは回復期リハビリテーション病院連絡協議会の登録病院が参考になりますが、個人的には日本リハビリテーション医学会専門医のいる病院や、日本リハビリテーション医学会の研修施設がおすすめではないかと考えます。これらの病院は少なくともリハビリを重視していることでしょう。実際、脳卒中治療ガイドライン2009には「リハビリテーション科専門医が主治医として関与することにより、脳卒中患者一日当たりのADL改善率が高くなる。」と記載されています。
参考までに日本リハビリテーション医学会のHPを参照、小児以外で数十床以上のリハ病床あると判断できた(判断ミスがあるかもしれません、すいません。)東京のリハ研修施設病院をリストアップしてみました。(2013/6/23時点)
医療法人財団健和会 柳原リハビリテーション病院
医療法人社団 健友会 中野共立病院
医療法人社団永生会 永生病院
医療法人社団森山医会森山リハビリテーション病院
健貢会 総合東京病院
公益財団法人東京都保健医療公社多摩北部医療センター
公立阿伎留医療センター
国家公務員共済組合連合会東京共済病院
財団法人自警会東京警察病院
社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院
社会福祉法人 同愛記念病院
社会福祉法人浴風会 浴風会病院
初台リハビリテーション病院
城南福祉医療協会 大田病院
世田谷記念病院 回復期リハビリテーションセンター
多摩丘陵病院
東京厚生年金病院
東京慈恵会医科大学附属第三病院
東京逓信病院
東京都リハビリテーション病院
東京都健康長寿医療センター
東京都台東区立台東病院
東京都保健医療公社豊島病院
東京都立大塚病院
東日本旅客鉄道株式会社 JR東京総合病院
独立行政法人国立病院機構村山医療センター
独立行政法人国立病院機構東京病院
独立行政法人労働者健康福祉機構 東京労災病院
牧田総合病院蒲田分院
あと早期リハビリの大切さと、退院準備のことを考えると、自宅近くの病院で待機が短いところを選ぶのが良いと思います。
「いいリハ病院の選択基準は?」
「東京のリハビリテーション病院で、どこがおすすめ?」
よく聞かれます。
回復期のリストは回復期リハビリテーション病院連絡協議会の登録病院が参考になりますが、個人的には日本リハビリテーション医学会専門医のいる病院や、日本リハビリテーション医学会の研修施設がおすすめではないかと考えます。これらの病院は少なくともリハビリを重視していることでしょう。実際、脳卒中治療ガイドライン2009には「リハビリテーション科専門医が主治医として関与することにより、脳卒中患者一日当たりのADL改善率が高くなる。」と記載されています。
参考までに日本リハビリテーション医学会のHPを参照、小児以外で数十床以上のリハ病床あると判断できた(判断ミスがあるかもしれません、すいません。)東京のリハ研修施設病院をリストアップしてみました。(2013/6/23時点)
医療法人財団健和会 柳原リハビリテーション病院
医療法人社団 健友会 中野共立病院
医療法人社団永生会 永生病院
医療法人社団森山医会森山リハビリテーション病院
健貢会 総合東京病院
公益財団法人東京都保健医療公社多摩北部医療センター
公立阿伎留医療センター
国家公務員共済組合連合会東京共済病院
財団法人自警会東京警察病院
社会医療法人財団大和会 武蔵村山病院
社会福祉法人 同愛記念病院
社会福祉法人浴風会 浴風会病院
初台リハビリテーション病院
城南福祉医療協会 大田病院
世田谷記念病院 回復期リハビリテーションセンター
多摩丘陵病院
東京厚生年金病院
東京慈恵会医科大学附属第三病院
東京逓信病院
東京都リハビリテーション病院
東京都健康長寿医療センター
東京都台東区立台東病院
東京都保健医療公社豊島病院
東京都立大塚病院
東日本旅客鉄道株式会社 JR東京総合病院
独立行政法人国立病院機構村山医療センター
独立行政法人国立病院機構東京病院
独立行政法人労働者健康福祉機構 東京労災病院
牧田総合病院蒲田分院
あと早期リハビリの大切さと、退院準備のことを考えると、自宅近くの病院で待機が短いところを選ぶのが良いと思います。
2013/06/15
脂肪肝には筋トレが有効かも
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には食事療法(減量)が有効だと言われていますが、運動がどのくらい有効であるかはあまりデータがありません。これはNAFLDと身体活動(PA)との関連性をみた報告です。MABAT Surveyから349人のサブグループを集め、NAFLD群と非NAFLDに分けて比較検討しています。
多変量解析の結果ですが、NAFLD群では有意に身体活動が低く、BMIを調整してさえ残ったのはresistance PAのみであった。
NAFLDに対する運動介入研究はまだほとんどありませんが、筋トレにはNAFLD改善効果があるかもしれない、とのことです。肝リハでは栄養と運動の二つを考慮する必要がありそうです。
2013/05/03
病棟スタッフ数が、がん術後のアウトカムに与える影響
Yasunaga H, Hashimoto H, Horiguchi H, Miyata H, Matsuda S. Variation in cancer surgical outcomes associated with physician and nurse staffing: a retrospective observational study using the Japanese Diagnosis Procedure Combination Database. BMC Health Serv Res. 2012 May 28;12:129. doi: 10.1186/1472-6963-12-129.
病棟スタッフが十分にいたほうが、がん術後のアウトカムが良さそうとの日本からの報告です。
131,394人のがん患者さんを対象とした、後ろ向き研究です。DPCのデータをもとに、病床当たりの医師数(PBR),看護師数(NBR)が、術後合併症による死亡割合(FTR)に与える影響を検討しています。
結果ですが、FTRは全体の11.9%に見られた。そして病院の規模を調整してさえ、(high PBR, high NBR)グループでは(low PBR, low NBR)グループに比べ有意に術後合併症による死亡割合が少なかった(オッズ比0.76)とのことです。
まだまだ日本でも病棟スタッフ数が足りていないのだな、と思いました。
病棟スタッフが十分にいたほうが、がん術後のアウトカムが良さそうとの日本からの報告です。
131,394人のがん患者さんを対象とした、後ろ向き研究です。DPCのデータをもとに、病床当たりの医師数(PBR),看護師数(NBR)が、術後合併症による死亡割合(FTR)に与える影響を検討しています。
結果ですが、FTRは全体の11.9%に見られた。そして病院の規模を調整してさえ、(high PBR, high NBR)グループでは(low PBR, low NBR)グループに比べ有意に術後合併症による死亡割合が少なかった(オッズ比0.76)とのことです。
まだまだ日本でも病棟スタッフ数が足りていないのだな、と思いました。
日本の医療従事者、頑張ってると思います。
う~ん、埼玉・・・
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