非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には食事療法(減量)が有効だと言われていますが、運動がどのくらい有効であるかはあまりデータがありません。これはNAFLDと身体活動(PA)との関連性をみた報告です。MABAT Surveyから349人のサブグループを集め、NAFLD群と非NAFLDに分けて比較検討しています。
多変量解析の結果ですが、NAFLD群では有意に身体活動が低く、BMIを調整してさえ残ったのはresistance PAのみであった。
NAFLDに対する運動介入研究はまだほとんどありませんが、筋トレにはNAFLD改善効果があるかもしれない、とのことです。肝リハでは栄養と運動の二つを考慮する必要がありそうです。
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