Clinical Management Provided by Board-Certificated Physiatrists in Early Rehabilitation Is a Significant Determinant of Functional Improvement in Acute Stroke Patients: A Retrospective Analysis of Japan Rehabilitation Database. J Stroke Cerebrovasc Dis. 2015 Mar 23
リハ科専門医の関わりが脳卒中急性期リハ患者の機能改善に寄与しているかどうかを検討した論文です。
日本リハデータベースより3838人の脳卒中急性期リハ患者を抽出、主治医がリハ専門医を有しているかどうかでFIM effectiveness(ADLの改善度合い)を比較しています。
全体の21%の患者の主治医はリハ科専門医を有していた。
施設ごとのデータのクラスタリングは一般化推定方程式を用いて補正、多変量解析の結果、主治医がリハ科専門医であった患者はそうでなかった患者に比べFIM effectivenessが有意に大きかった。
リハ科専門医を有する医師が脳卒中急性期リハ患者の主治医として関わることが機能改善に寄与していそうだ、とのことです。
リハ科専門医はかなり不足しているのが現状です。日本のリハ医療の質を向上させるためにも、今後より多くのリハ科専門医が必要と考えます。
2015/05/02
登録:
コメントの投稿 (Atom)
磁気刺激を応援するクラウドファンディング「脳卒中の後遺症に悩まれている方々を磁気刺激療法で救いたい」
磁気刺激療法を応援するクラウドファンディング「 脳卒中の後遺症に悩まれている方々を磁気刺激療法で救いたい 」がREADYFORにて行われています。 https://readyfor.jp/projects/hosp_mie-rehabil 経頭蓋磁気刺激療法は脳卒中治療ガイドライ...
-
PROGRESS IN LIPID RESEARCH 12.54 Annual Review of Nutrition 8.422 Advances in Nutrition 7.24 CRITICAL...
-
新しいリハ医学関連誌のインパクトファクターが公開されました Journal of Physiotherapy 5.55 Annals of Physical and Rehabilitation Medicine 4.2 ...
-
Journal of Cachexia Sarcopenia and Muscle 10.754 AGEING RESEARCH REVIEWS 10.39 AGING CELL 7.346 GeroS...
0 件のコメント:
コメントを投稿