2013/01/17

嚥下内視鏡は脳卒中急性期の肺炎発症予測に使える

Ota K, Saitoh E, Baba M, Sonoda S. The Secretion Severity Rating Scale: A Potentially Useful Tool for Management of Acute Phase Fasting Stroke Patients. JSCVD 2011;20:183–187.
嚥下内視鏡(VE)所見が脳卒中後の誤嚥性肺炎発症予測に使えるとの報告です。

対象は絶食中の急性期脳卒中患者72人、VEにて咽喉頭部の分泌物状況を観察しSecretion Scaleを判定した。

結果ですが、Secretion Scaleが高いグループにおいては、その後有意に肺炎を起こしやすかったです。VEにおける咽喉頭部の分泌物観察が脳卒中急性期における肺炎発症の予測に使える、とのことです。

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