A Bibliometric Review of Published Abstracts Presented at the Dysphagia Research Society: 2001–2011.DYSPHAGIA 2012
アメリカの嚥下学会であるDysphagia Research Societyの2001年から2011年における抄録から、嚥下研究の動向についてみてみたとの報告です。
全部で972の演題がありました。
横断研究が34%、ケースシリーズが21%、コホート研究が28%でした。
正常嚥下動態に関する研究が27%で一番多かったです。
発表者の国籍はアメリカ63%、アジア21%(そのほとんどは日本)、カナダ8%の順でした。また直近の発表者の職種はSLP(アメリカのST)が46%、歯科医師が14%の順でした。その他、大人の研究は88%なのに対し子供の研究が7%、動物研究が3%と少ないとのことでした。
もっと小児の研究や動物研究、RCTが増えるといいね、と考察されています。それにしても日本勢の、特に歯科医師の活躍ぶりを再確認できる結果だと思いました。
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